異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

最近のLinuxに思うこと

 しばらくエントリーをサボっていたら、はてなブログの色々なところがアップデートされていて、びっくり。特に最近のhttps化にナミに乗って、はてなブログもいつの間にか対応されたようであった。何も考えずにhttpsに変更したらブログのレイアウトが大きく崩れていて、これまたびっくり。しばらく確認もせずに放っておいたから、当ブログを訪れてくださった方達はさらにびっくりされたことかもしれません。すみません、メンテナンスをサボってしまいました。

レイアウトが崩れてしまう事象を直すのに、以下のサイトが大変参考になりました。Google Chromeのエクステンションが悪さをしているのかとか、Cookieの設定がおかしいのかと自分で修繕を試みるものの、全て違っていました。試行錯誤は単なる時間の無駄で、ここのサイトで一発で直りました。情報を提供していただき、ありがとうございます。とても助かりました。

 

 最近PC環境を大幅に刷新し、Linux PCユーザである筆者は長年親しんできたUbuntu (Debian)系ディストリビューションをやめ、Arch Linuxの派生であるManjaroに乗り換えてみた。デスクトップLinuxでは圧倒的にUbuntu系列が多いと思われるが、数多く登場してきたのと、種類が多い割にそれぞれの差異がよくわからなくなってきたので、ちょっと異なる系列のLinuxに手を出してみた次第だ。

Arch Linuxではパッケージマネージャ (pacman)が優れていると聞いていたし、またOS自体のバージョンアップもローリング・リリースで行われるので、面倒臭いOS再インストールの手間が少しでも省ければうれしい。しばらく慣れ親しんで、また使い勝手についてエントリーを上げていきたい。

 

そんなこんなで新しいLinux PCで遊んでいたら、以下のような記事が目についた。

たしかにデスクトップでLinuxを使用しているユーザにほぼ出会ったことがない。海外の技術系カンファレンスでちらほら見かけるのみで、筆者の周囲には皆無といって過言ではない。

デスクトップLinuxのUIに一貫性がないのは、かなりマシになったとはいえ、やはりまだ違和感を感じることは確かにある。また、ディストリビューションの種類が多いので、どれから入ったらいいのか迷うビギナーも多いはずだ。基本的に自分で調べながらなんとか修繕していく姿勢を求められるのもあり、かなり「面倒くさい」OSであることは否めない。結局のところ多くのユーザの求めるところは限られており、一つ一つ調べて学んでいく姿勢なんて求めていない。直感的に理解できて、すぐに滞りなく使えるものが求められているのだと思う。

Linuxはそこに重きをおいていなかったゆえ、デスクトップで「普及しなかった」現状がある。

とはいえ、Androidに代表されるように、爆発的に普及してる分野もあることも事実であり、何もデスクトップ分野でこれからシェアを奪う必要もないのではないだろうか。IoTの分野でも無視できない存在になるだろうし、必要とされる分野はこれからも増えていくだろう。斜め下や後方からそのシェアをじわりと広げていけるOSなのは間違いない。