異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

英語は習うな。まず意思疎通を習え。

これを読んだ時、昔米国で出会った日本の学生さんを思い出した。 子供たちよ、英語のまえに国語を勉強せよ。:PRESIDENT Online - プレジデント たいへん優秀な人で、英語はもちろんのこと、言葉の端々から賢さが滲み出すような話ができる、とても将来性のあ…

ポエムにすがるのは現実を見つめないためにある

以前から意識の高い学生や社会人について違和感を持っていた。 「超絶!ポエム化する社会」②意識の高い学生(笑)とポエム もうかなり昔のことであるが、筆者が新人であった頃の先輩で「意識の高い」人がいた。「それは社会人の取る行動として違うでしょ」、…

マインドコントロールの「質」が問われているのだ

マインドコントロールなのは間違いない。そもそも「教育」という行為そのものがマインドコントロールの要素をはらんでいるものだからだ。 東京新聞:戦後教育はマインドコントロール 首相、衆院委で発言:政治(TOKYO Web) 問題はマインドコントロールの「質」…

偶然の一致・・・?

偶然の一致なのだろうな。以前にもこれに類似した事件を見かけたことがある。 「アンネの日記」 都内の公立図書館で250冊以上が破られる被害 もうかなり前の記事だったので記憶が曖昧だが、たしか原爆や戦争に関する本や資料が図書館から相次いで紛失する事…

イルカやクジラだけが本当に特別なのか

旅行に出ていたので更新が久しぶりになりました。 なぜイルカだけが特別なのか? 日本のイルカ漁をイタリア版「WIRED」が擁護する « WIRED.jp 最近、駐日アメリカ大使であるキャロライン・ケネディ氏がイルカ漁についてコメントしていたが、この話はずいぶん…

日本学歴の印籠は異国では意味を成さない

学歴ね。 なんだかんだ学歴ってめちゃくちゃ重要という話 - World Journal 今の世の中において半分ぐらいは事実かなと思うと同時に、半分は意味はない。 日本で暮らしている限りにおいてはその「印籠」は意味を持つのは事実だが、異国においては「印籠って何…

社会基盤は情報の「質」の良し悪しで決まる

日本の報道は言うまでもないと思うが、先進諸国と呼ばれる国の中で際立って落ちぶれている。 報道の自由、日本後退59位 福島事故と秘密法響く - 47NEWS(よんななニュース) 福島の原子力発電所の事故当時、筆者はほとんど日本の報道を信じなかった。日本…

「自己責任」だけでは大人として足りない

どうにも以下の記事の「自己責任」が気になる。 選挙ステッカーで一歩ずつ市民は動く | 和田靜香 彼女は「私たちには自己責任、というものが刷り込まれている」と言っていた。<中略>私たちには長く「政治家なんて誰がやっても同じ」という感覚が染み込んでい…

「永遠の0」をどう認識するかが問題なのである

作品と作者の人格は分けて評価しなければならないと誰かが述べたが、「永遠の0」ほどその言葉がふさわしい作品もないかと思う。 『永遠の0』の何が問題なのか? | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 「永遠の0」の作…

絶対的価値観に拘泥する人に公共放送は向かない

私人がどのような信条を持とうが自由だが、公的な立場にある人が以下のような認識では問題だ。 長谷川三千子氏の追悼文全文:朝日新聞デジタル 長谷川三千子氏、政治団体代表の拳銃自殺を称賛:朝日新聞デジタル この長谷川氏はNHK経営委員だという。NHK…

IKEAは「本当のサービスとは何か」をわかる必要はない

筆者はニトリに行ったことがないので比較することはできないのだが、以下のブログ記事にちょっと意見を申し上げたい。 IKEAは「本当のサービスとは何か」をわかっていない :: さようなら、憂鬱な木曜日 米国にいたときも、現在いる英国でもよく世話になって…

パチンコもカジノも「病人」を増やすだけである

とても共感できる内容のコラムだが、ちょっとモノ足りないのではないか。 パチンコ屋というこの世のクソ溜め - World Journal 筆者もパチンコ屋には馴染めない。馴染もうとしたこともあるが、当時喫煙者であったにも関わらず、そのタバコの臭いの凄まじさに…

「脱原発」は「原発推進」のシナリオの一部か

裏付けなどや纏まりなど全くないが、メモ程度にこの場に残しておく。 小泉元首相 VS 安倍首相 銀座で対決か 国会前では宇都宮氏演説の直前に現れて......【都知事選】【UPDATE】 朝早く、目が覚めてこんなことを思った。「脱原発」が争点になっている今回の…

私たちの「女性」認識は20世紀初頭から変わっていない

この記事を読んだ時、キュリー夫人を思い出した。 小保方晴子さんが声明「プライバシーに関わる取材が過熱」STAP細胞研究者 詳細な日記をつけ、過去の業績は忘れる:女性初のノーベル賞受賞者マリ・キュリーに学ぶ仕事術 : ライフハッカー[日本版] マスコ…