異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

Phonetic Alphabet Tables

海外生活をする上で、避けられないのが英語での電話である。これははじめかなり精神的苦痛を伴うもので、なかなか慣れなかった。そして英語で電話をするとき、よく遭遇する場面に名前の綴りを言うことがある。でも、アルファベットは発音しづらい上に海外の電話だと音声が不明瞭なことが多い。ホテルの予約なんかでもよくあることだが、名前の綴りを間違えられたり、ひどい時には別人にされていることもしばしばある。そのようなとき、綴りを説明するのによく使われ、便利なのが下記のアルファベットテーブルなのである。

Phonetic Alphabet Tables
http://www.osric.com/chris/phonetic.html

 単語の最初の一文字が説明する綴りの一文字に該当する。例えば、

"H" like "Hotel".
"A" like "Alpha".
"T" like "Tango" .
"E" like "Echo".
"N" like "November".
"A" like "Alpha".

Pronounces like "HATENA".

といったように説明する。特に「B」と「E」や、「D」と「T」、「M」と「N」などは発音を間違えられやすいのでこの方法が有効的だ。別にこのアルファベットテーブルを丸ごと覚える必要もなく、一般的に使われているわかりやすい単語(例えば「T」に「Table」とか)を使用しても先方は大抵の場合理解してくれる。

特に日本人の名前は欧米人からすると読みにくいものらしいので、きちんと綴りを説明することは重要だと思う。アルファベットはよくできた文字であると思うが、この発音の違いは住んでいる国によって大きく異なる。俗に言うナマリなのだろうが、英語は現代の共通言語となってしまっている以上、きちんと意思伝達ができないと後に混乱を招く。少しでも誤解を少なくするためにはこうしたアルファベットテーブルの利用をお勧めしたいと思う今日このごろなのです。