Next generation malware
恐ろしいマルウェアが登場したのかもしれない。この記事を読んだ時には戦慄した。
もし「音」による感染が可能なマルウェアが登場したとすれば、全く新しい防御方法を考案しなければならないだろう。この記事によれば3年前に感染現象が発覚したようだ。とすれば現在はもっと洗練された方法で攻撃していてもおかしくはない。例えば、Meet “badBIOS,” the mysterious Mac and PC malware that jumps airgaps
http://arstechnica.com/security/2013/10/meet-badbios-the-mysterious-mac-and-pc-malware-that-jumps-airgaps/
- 流行曲にマルウェアを忍ばせることによるアタック
- ラジオやポッドキャストによる配信アタック
- 館内放送にマルウェアを上乗せ
BIOSに感染するというのも質が悪い。どのようなマシンであってもOSに関係なく感染してしまうからだ。当然、ターゲットとしてスマートフォンが狙われていることも想像に難しくない。
気になったのは、最近は「音」だけでなく、「光」関連のセンサーを搭載した機種も出ている。いずれ光を利用した攻撃や、音と光を組み合わせた攻撃も近い将来出てくるのではないだろうか。
セキュリティとクラッカーのイタチごっこでは、クラッカーの方が一枚上手だと聞きます。傍から見るとすばらしい想像力と善悪を脇において感心してしまうこともあるが、その知恵を人として役立つ方向にどうして使えないものなのだろうか。