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異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

Mavericksを仮想環境で運用してみる 〜 完結編

 ここのところ仮想環境構築へのチャレンジから離れていたが、ついにMac OSX MavericksをLinuxホスト上で動いているVirtualboxで稼働することができた。また、Yosemiteも一応稼働したので併せて記載しておきたい。ただし、Yosemiteについては筆者の環境ではとても遅く、動くことは確かであるが実用に耐えるレベルではないことも述べておきたい。また以下の手順でうまく行かないようであっても筆者は責任等は追わないものとする。

 まずは前回のおさらい。

Mavericksを仮想環境で運用してみる 〜 前編 - 異国見聞私書録

 Mavericksが稼働するあと一歩のところで進まなくなってしまっていたが、コマンドラインからcpuidsetを設定する必要があったようだ。それが以下である。

VBoxManage modifyvm "<VM名>" --cpuidset 00000001 000306a9 00020800 80000201 178bfbff

 またそれと併せて、setextradataの設定も以下のように必要であった。

VBoxManage setextradata "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/DeviceKey" "ourhardworkbythesewordsguardedpleasedontsteal(c)AppleComputerInc" 

 基本的に上記2つのコマンドを実行してみたら問題なくMavericksが起動するようになった。

 f:id:pukarix:20141221043853p:plain

 ただ筆者はこのcpuidで問題なかったが、環境によっては異なるかもしれない。いくつか探し当てたので、もしうまく行かないようであれば試してみるのもいいだろう。

  • VBoxManage modifyvm "<VM名>" --cpuidset 00000001 000306a9 04100800 7fbae3ff bfebfbff
  • VBoxManage modifyvm "<VM名>" --cpuidset 00000001 000206a7 02100800 1fbae3bf bfebfbff

 解像度の変更については以下のコマンド使用すれば良い。

VBoxManage setextradata "<VM名>" VBoxInternal2/EfiGopMode 4

(0=640×480, 1=800×600, 2=1024×768, 3=1280×1024, 4=1440×900, 5=1920×1200)

 上記の例では解像度1440×900であるモード「4」を使用している。

 また、筆者の環境でViurtualboxに設定した一部情報のスクリーンショットを掲載しておく。

f:id:pukarix:20141221045721p:plain f:id:pukarix:20141221045727p:plain

f:id:pukarix:20141221045731p:plain f:id:pukarix:20141221045724p:plain

f:id:pukarix:20141221045716j:plain

 起動は行えるが、起動直後はネットワークの設定がされていない。ここはMultiBeastを使ってドライバを導入した。しかし試行錯誤の末、やっと設定できたので、どのドライバが最適だったかについては残念ながらもう覚えていない。

 

  次にYosemiteであるが、基本的には下記の参考サイト一覧にある方法にしたがって行った。Yosemiteのインストールディスクイメージ(.dmg)を作成し、基本的にはMavericksと同様の手順を踏めば良い。

iesd -i /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app -o yosemite.dmg -t BaseSystem
hdiutil convert yosemite.dmg -format UDSP -o yosemite.sparseimage
hdiutil mount /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app/Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg
hdiutil attach yosemite.sparseimage -readwrite
cp /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/BaseSystem.* /Volumes/OS\ X\ Base\ System/
hdiutil detach /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/
hdiutil detach /Volumes/OS\ X\ Base\ System/
hdiutil convert yosemite.sparseimage -format UDZO -o yosemite_install.dmg

上記にもあるcpuidsetやsetextradataのコマンド実行を行えば問題なく稼働できることを確認できた。ただし、冒頭でも述べたように、現在のところ筆者の環境では実用に耐えるものではない。

 

  余談であるが、最新のVirtualbox ver.4.3.20にはMavericks用の最適化テンプレートが用意されているが、Yosemiteについてはまだ用意されていない。レスポンスの遅さなどはこの辺に起因しているのかも知れない。今後のアップデートが待たれる。

f:id:pukarix:20141221072815p:plain

参考サイト一覧: