異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

Droneの現在

遅ればせながら、この二つのロボットが結構凄かったので転載。

そしてこの記事。

DARPAロボコンで勝利した日本のヴェンチャー企業が、グーグルに買収された理由
http://wired.jp/2013/12/23/schaft-wins-darpa-robotics-challenge/

きちんと調べたわけではないが、日本のロボットは残念ながらおもちゃの領域から出ていないような気がする。一昔前には犬型のロボットが流行ったが、あれから実用生活に耐えうるようなロボットのほとんどは、米国や他国から紹介されていると思う。上記の会社、SCHAFTも資金繰りに相当苦労したようだが、日本企業の援助はなかったようだ。

以前、米国でIT関連のカンファレンスに参加した際、これはどう考えても売れないだろうと思われる製品が陳列してあったことを覚えている。それでも開発理由は「面白そうだから」といった理由であった。そのプロジェクトにエンジェルがついていたかどうかは知らないが、その理由に思わず笑いがこぼれた。

四半期毎に利益を上げていくことは大切だが、目先の利益ばかりを追う企業・投資家がほとんどというのが日本の現状なのだろうか。「面白そうだから投資してみよう」といった太っ腹な意気込みや、ソニーが昔開発者に許していた「秘密プロジェクト」などが本当は必要なのではないかと思う今日この頃。