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異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

教材としてのLinux

技術的な話をまた一つ。

職業柄、一つのOSに縛られたくないと日頃考えているため、我が家ではWindows、Mac OS、Linuxと主だったものを一通り使えるようにしてある。中でもLinuxはサーバー用途としてもよく使われているため、慣れておく意味も含めてメインシステムとして使用している。Debian系(もしくはUbuntu系)のOSが現在のお気に入りだ。

LinuxをDesktopシステムとして用いている人は少ない。以下のシェアを見ていただければ如何に少ないか理解していただけると思う。2013年Q4で1.64%のシェアしかない。(これでも2〜3年前と比べれば増えた方である。)

きちんと調べたわけではないが、日本に至ってはもっと少なくなると類推できる。日本語でのトラブルシューティングの記載などが極端に少ないからだ。

正直言って、Linux Desktopでできないことの方が少なくなってきている。一部、iTunesなどのベンダーproprietaryなものは稼働が難しいものもある。しかし、それもVirtualboxなどの仮想環境を使えば困ることはない。Linuxは基本Open Sourceなので、無償で使用することも可能だ。ただし、トラブル時のサポートやソリューション・ツール探しは自分で対処していくことになることは否めない。

上記の文脈で考えた場合、学校においてLinuxを使うことを強く推奨できる。Windows XPのサポートが来年で切れることになっている現在において、学校関係者はパソコンにLinuxの導入を考えるチャンスでもある。日本語の文献が少ないことも幸いする。英語教育と一石二鳥でできるからである。いや、技術的な知識もつけることが可能なので一石三鳥といったところか。「グローバル人材」(この言葉はとても好きになれないが・・)を教育するにあたって、低予算で可能なプロジェクトの一つになるのではないかと思う。先生も初めわからないことが多いかと想像に難しくないが、それは生徒と一緒に学べばいいだけの話ではある。生徒と知識を共有しながら勉学の向上を図るにあたってこれほど適した教材はなく、上手く運営できればとてもすばらしいシナジー効果が生まれるのではないかと思う。

Mac OSの最新版は無償となり利便性も向上したという。それはそれで画期的なことだと思うし、OSに対する考え方も今後変わってくるだろう。だが、まだまだオープン性ではLinuxに遠く及ばない。その基本思想の重要性は明日の人材育成のためにも是非Linuxに慣れ親しんで欲しいと思う今日このごろである。