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異国見聞私書録

異国から見たこと感じたこと気になったこと。そして時折テクノロジーのお話。

日本の便利さは本当に必要?

living abroad

海外での生活事情について少し思うところを述べたい。

15 Flavors of Japanese Kit Kats
http://kotaku.com/5983276/15-flavors-of-japanese-kit-kats-the-snacktaku-review

 仕事場の同僚(現地スタッフ)から、「自分はKit Katが大好きなのだが、日本にはいろいろな味があるのは本当なのか?」と言われ、上記のサイトを紹介された。英国でもいくつかバリエーションはあるのだが、さすがに15種類はない。非常に興味がありそうだったので、日本に戻った際にはいくつか買って来ることにした。ゲテモノ系Kit Katなどあったら、ちょっとした話のネタになるかも知れないので、ご存じの方はお知らせください。

さて、こうしたバリエーションの豊富さでは日本はピカイチなのは正直なところその通りだと思う。下記のコンビニでも同じことが言える。

【米国ブログ】日本のコンビニは「米国と比較にならない便利さ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1114&f=national_1114_032.shtml

 米国で暮らしていたとき、コンビニに入り陳列商品の貧弱さには驚いた。ハンバーグ、ホットドック、チップス、コーヒー、缶ジュース、ビール、雑誌ぐらいしか目につくものはない。ほかはいかにも毒々しい色の飴や得体の知れないお菓子・・・。贔屓目に見ても人間の食べるものとは思えなかった。

英国ではコンビニというより、個人商店が行なっている雑貨屋のようなものはある。しかし結局のところ個人商店なので、組織立っておらず、店によって売っているモノはさまざまであり統一感はない。それはそれで面白いのだが、「そこのコンビニに入れば手に入るだろう」といった便利さや安心感を得ることは少ないように思う。また、24時間営業をしている店舗はほぼ皆無と言っていいだろう。ほんとんどは夕方6時ぐらいには店仕舞になることが多い。

こうした日本のモノの豊富さ、便利さは世界でも類を見ないと思われる。最も先進国と言われるアメリカでさえ、少なくともコンビニの分野においては明らかに追いついていない。海外生活をした当初はこうした便利さや、かゆいところに手が届くモノが多くあることが懐かしかった。

しかし、今となって思うのは「本当にここまで必要なのか?」という想いだ。なぜなら日本の便利さはなくとも暮らして行けるし、なんとかなるからである。上記のコンビニ記事には、

今後は世界各地で、日本と同様の充実したサービスのコンビニを見かける日がくるかもしれない。

と最後を結んでいるが、正直疑わしいと思う。
店舗を広げるには現地スタッフの協力が何より必要になってくると思われるが、「売る側」として「サービスの質」を維持するためには相当の労力、人材、資金が必要になってくる。私以上に「ここまで必要なのか?」と思う現地スタッフは多くいるはずである。「買う側」でも最初はウケはいいと思うが時間が経過するにつれ、自分たちの必要以上のサービスに食傷気味なる客も相当数出てくると思う。

彼らを納得させるほどの論理と熱意を持ち合わせた日本人経営者はどれほどいるだろうか。どちらかというと過重労働で訴えられる企業のほうが多いというのが現代日本ではないだろうかと考える、今日このごろand tomorrow。